07:30、起床。朝食後、10:30チェックアウト。Euston駅から地下鉄でWaterloo駅へ。
駅内で手荷物預かり所を見付けるが、長蛇の列。荷物を抱えたまま、駅周辺を歩くことにする。
歩道橋を伝ってJubilee Gardensへ。親子連れが多い。川岸で大道芸があっている。10分ほどGardensで過ごしてWaterloo駅へ戻る。Eurostar改札前のカフェで、サンドイッチとコーヒーの昼食(GBP5弱)。
改札を通ると出国審査。旅券にスタンプが押される。アナウンスがあるまではホームに行けないようだ。待合室で20分ほど待つ。
Eurostar 9028便乗車。窓際の席。通路側の席に既に女性が座っていたので、”Sorry.”と声をかけて通してもらう。ふと女性が読んでいる本に目をやると、片仮名で「パリ」と表紙に。「ああ、日本から来られた方でしたか。」と声をかけると、「はい、日本人です。」とのこと。よく見ると後ろの席の茶髪男も「地球の歩き方」を読んでいる。よく日本人ばかり集まったものだ。
12:53、Waterloo駅発。英国内ではかなりゆっくりと進む。揺れが少なからずあり、弱い車酔いの症状が出る。仏国内に入ってしばらくすると、車内でキャンディーのサービス。このとき隣で寝ていた女性が目を覚ましたので、「観光ですか?」と声をかけてみる。聞くと、もう2年間ロンドンに在住しており、パリには遊び半分・勉強半分で行くという。パリの治安を聞くと、さほど悪くなくロンドンとおなじ程度であるとのこと。また、ロンドンの料理は高くて不味いのに対し、パリのは安くおいしいらしい。(安いかはともかく、味については確かにパリの料理が格段にうまいと、のちに実感。)
※※※以下、Paris時間※※※
16:10(London時間17:10)、約20分遅れでParis
Nord駅到着。駅内の両替所で旅行小切手EUR100を現金化。
駅内のカフェで夕食。メニューがフランス語なので、旅行会話の本の巻末に載っている仏和辞書をひきつつ注文するものを決める。Jambon
Frites(ハムのサラダとフライドポテト;EUR6.8)とコーヒー(EUR1.7)。なお、ウェイターは英語が使えるようである。やがて、料理が来る。Eurostarの中で聞いたとおり、確かにうまい。食事の途中でふと気になって店内を見回すが、レジがない。黒人のウェイターに、いつどこで勘定を済ませればいいのか英語で尋ねると、不思議そうな顔をして、もう一人ウェイターを呼んでひそひそ話をはじめる。やがてそのうちの一人がテーブルに近づいてきて、その場で払うように言う。どうやら、フランスでは(あとで訪れたスイスでも)食後に自分の席で払うのが常識らしい。ちなみにフランスの消費税(TVA)は外税で、19.6%。
食事が終わって、地下鉄のNord駅へ。ここで、詐欺(恐喝?)被害に遭う。地下鉄の回数券「カルネ」を買おうとして、自動券売機を扱っていたところ、後ろに並んでいた黒人の男が、英語で操作方法を教えてくる。(特に扱い方がわからない訳ではないのだが。)なぜか1日乗車券の購入をしきりに勧める。私は「私が欲しいのはカルネだ」というが、男は「カルネの販売は終わった」という。回数券の販売が終わることなど考えにくいので、怪しいと思っていると、そのうち勝手に自動券売機を扱い、現金かクレジットカードを入れろと言う。画面に表示されている額があまりに高い(EUR46;男は口では「1日乗車券」といっていたが値段から考えて1ヶ月乗車券だろう)こともあり、購入を渋っていると、男は自分のクレジットカードを券売機に入れ切符を買ってしまう。男は切符を示し、EUR46を払えという。すでに買ってしまったので、しかたなくEUR50を渡すと、男は切符と釣り銭をくれ、”Thank
you.”と言って立ち去った。受け取った切符の券面を見てもどういった切符なのか、よくわからない。
その切符で地下鉄に乗る。たまたま日本人グループが車内にいたので、男から受け取った切符を示して券種を聞くと、一回乗り乗車券(EUR1.3)という。券売機から取り出した切符をそのまま渡してきたように見えたが、すり替えていたらしい。これまで、あの男にどういったメリットがあるのか不思議に思っていたが、やっとわかった。EUR45の損失は痛いが、それだけで済んでよかったといえなくもない。
| 教訓:少しでも怪しいと思ったら毅然と断り、すぐにその場を離れるべきである。穏便に断ろうとそのまま話を続けても相手の思うつぼ。特に親切そうに話しかけてくる人物には注意が必要。 |
地下鉄を、Strasbourg St. Denis駅で下車。周りに怪しい人物がいないのを確認して、今度こそ「カルネ」を買う。(EUR9.6)
やっぱり、地下鉄から出た直後は方角がわからない。しばらく辺りを歩き回っていると、サン・マルタン(St.
Martin)門が見えた。それを手がかりにしばらく歩くと、ホテルらしい建物が見つかった。(19:00ごろ)目指すホテルの名は”Comfort
Saint Martin”だが、このホテルの玄関には”Comfort”としか書かれていない。フロントでバウチャーを示して尋ねると、このホテルで間違いないらしい。ホテルで英語が通じるか心配していたが、問題ないようだ。
部屋はなかなか小ぎれいで居心地がいい。この地区は移民の多い街で、あまり治安がよくないらしいので、暗くならないうちにホテルの周囲を見て回る。
ホテルのセーフティーボックスに貴重品と旅券を預ける。(旅券は、ほんらい携帯するべきなのだろうが、在仏日本大使館のホームページによると盗難防止のためにコピーを持ち歩いた方がいいらしい。)
入浴後、洗濯。手で洗濯するのはなかなか手間がかかる。1時間ほどかけて、やっと完了。
就寝。