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平成15年3月14日(金曜日) <第2日目>
London:晴
 07:00過ぎ、起床。いくらか疲れが残っている。前日に引き続き、立ちくらみのような症状がある。時差ボケだろうか。

 ホテル1階のレストランでバイキング形式の朝食。さまざまな国の人が集まっており、ものすごい盛況。パン、コーンフレーク、ジュースなどが並んでいる。奥の方にソーセージなど肉料理が並んでいるのを見付け、取りに行こうとするが、別料金(約GDP4)が必要と聞き、やめる。朝食後、貴重品(現金・旅行小切手の大部分、航空券など)を”Travelex”に預ける。

 09:40ごろ、ホテル出発。建物から外に出ると、さっきまでの体調不良が嘘のように、爽快。徒歩で、Euston駅へ。

ロンドンの交差点
(Russel Sq.前)


 ロンドンの横断歩道は、中央分離帯へ渡るための信号と、そこからさらに向こう側へ渡るため信号とが独立している。このため、道路を渡るのにかなり時間がかかる。そのせいだろうか、ロンドンの人々は、車が来ないと見るやさっさと信号を無視して渡ってしまう。

 Euston駅で、ゾーン1&2用のトラベルカードを買う。券売機によってははクレジットカードが使えるほか、日本語での操作が可能。地下鉄でLondon Bridge駅へ。

 London Bridge駅を出てしばらく歩き、London Bridgeへ。有名な橋だが、特に変わった形をしているわけでもない。多少拍子抜けしつつ橋を渡りはじめると、右手にTower Bridgeが間近に見える。ああロンドンに来たんだ、と実感する。一旦London Bridgeを渡りきった後、引き返して再びLondon Bridge駅横を通りHMS Belfast号前へ。Thames川右岸を、Tower Bridgeを眺めながら歩いていると、Canonのカメラをもった白人男性2人が写真を撮ってほしいと話しかけてきた。快諾して、私も撮ってもらう。


Tower Bridge
 Tower Bridgeに着き、荷物検査を受けた後、入場券とパンフレットを購入。エレベータで北側の塔の上へ。橋の説明のビデオを見た後、東側の通路を通って、南側の塔へ。再びここで橋の説明のビデオ。(北塔で見たものとは別の内容)西側通路を往復した後、南塔のエレベータで降りる。

 London塔、London大火記念塔、旧王立取引所などを眺めながら金融街を通り、St. Paul大聖堂へ。地下へ入ってみると、レストランなどがあり賑わっている。

 London博物館へ行こうとしばらく歩くが、いっこうに見えない。地下鉄の駅があるので見てみると、”Bank”とある。道を間違えたらしい。再びSt. Paul大聖堂のほうへ向かう。

 St. Paul大聖堂近くの、ハンバーガーショップで昼食。地域柄、客はサラリーマンが多い。マクドナルドとは、だいぶん味が違う。

 St. Paul大聖堂横を通って、London博物館へ。”London Museum”と壁に大きく書かれた茶色の建物はあるのだが、入り口がわからない。しばらく歩き回って、ようやく入り口を見付け、入館。無料。おもにロンドンの歴史を紹介している。ざっと見回って、退館。

 St. Paul’s 駅から地下鉄に乗ろうとするが、駅が閉鎖されている。掲示によると、Central Lineのほとんどの区間が運休しているらしい。そこで、Blackfriars駅まで歩き、地下鉄District LineでPiccadilly Circus駅へ。

Faraday博物館


 駅を出るとすぐに、Eros像が目にはいる。Piccadillyを西へ進み、Faraday博物館へ。地図を頼りに進んでゆくと、ガイドブックに記されている番地の建物にたどり着く。しかし、建物にはそれらしい看板も出ていない。不安になって建物の中を窺ってみると、写真で見たことのあるFaradayの像が見える。入り口を見付け、受付で尋ねると、確かにFaraday博物館であるとのこと。入館者の記章を付けて地下の展示室へ。電磁気学の偉大な先駆者の業績を示す実験機材やノートを拡大したものなどがずらりと並ぶ。

 Faraday博物館を出て、以前から欲しかった万年筆を買いに、Regent St. にある”The Pen Shop”へ。親へのおみやげ(GBP55)と自分用(GBP42.5)を1本ずつ購入。店員に免税の書類を作ってもらっている間、もう一人の店員に”The Pen Shop”を紹介しているガイドブックを見せると、たいへん驚いている様子。外国のガイドブックに紹介されることはあまりないのかもしれない。ガイドブックの写真と、店の中を交互に指さして、「ほら、この消火器もドアも写真と一緒だろ」と言ってくれる。

 その店員氏が”Where are you from?”と尋ねるので日本からだと答えると、さらに”Where are you born?”と尋ねられる。「生まれた国に一生住み続ける」という日本人の「常識」が通用しないことが、思い知らされた。さらに寿司は好きかと問うので、好きだと答えると、店の近くの寿司屋を教えてくれた。

 ”The Pen Shop”を出て、店員氏の教えてくれた寿司屋の前に行ってみる。このとき16時前でまだあまり腹が減っていないので、教えてくれた店員氏には悪いが寄らないことにする。向かい側にJALが経営する「いぎりす屋」を見付け、入ってみる。前日に日本を出国したばかりだというのに「いらっしゃいませ」という言葉が懐かしく感じられる。店内で日本の新聞の電送版を見付け、ついしばらく見入っていると(手には取っていない)、店員がじろじろ見てくるので、退散。


大英博物館
 Oxford Circus 駅から地下鉄でHolborn駅へ。大英博物館へ向かう。じつに壮大な建築である。世界各国のさまざまな文物が収蔵されている。あまりの充実ぶりに、英国による簒奪の歴史を如実にあらわす博物館だと、つい皮肉的に考えてしまう。とても全部の展示品を見て回る余裕はないので、アジア、アフリカのあたりだけかいつまんで見学。まもなく、閉館の時刻になったので、退館。

 London大学の中を通って、ホテルへ。ホテル内の売店で、栓抜きと絵はがきを買う。

 夕食をとるために、レストランを探して歩くが、なかなか予算と嗜好にマッチする店が見つからない。Holborn駅あたりで折り返して、ホテル近くまで戻ってきて、やっと手頃なレストランを見付け、入店。スパゲティー・ナポリタンとコーヒーを注文。(約GBP6:それでもけっこう高い・・・。)出されたスパゲティーを見ると、なるほど高いだけあって、量は多い。しかし、なんとも味が薄い。半分ほど食べて、とても全部は食べきれないと思ったとき、テーブルの上の紙包みに目が止まる。”salt”とかかれており、塩が入っているらしい。包みの中の塩を、全部かけるとだいぶん味が改善。完食。

 ホテルへの帰りに、食料品店に寄って、ワイン購入。(GBP4.99;ロンドンでは値段の下二桁が「99」である場合が多いようだ。わが国で「X98円」のものが多く見られるのと同じことだろう。)

 入浴後、ワインの栓を開けようとするが、栓抜きのねじ込み方が足りなかったらしく、コルク栓が二つにちぎれてしまった。瓶の口に残った方のコルク片をやっと取り出すが、ワインに少しコルクの屑が入ってしまう。ワイン自体はけっこう美味。瓶半分ほどをあけて、23:00ごろ就寝。

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