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平成15年3月17日(月曜日) <第5日目>
Paris:晴
 07:30、起床。ホテル地下の食堂で朝食。パン、コーンフレーク、チーズ、すり下ろした林檎のパック詰めなど。パンは、ロンドンのものは比べものにならないほどうまい。

ヌフ橋右岸より下流方面を望む


 Strasbourg St. Denis駅から、地下鉄でChatlet駅へ。ヌフ橋(Pont Neuf)辺りからセーヌ川右岸を歩く。対岸の風景が実に美しい。ザール橋から、右に折れてルーブル宮に。この辺りは工事中で重機などが持ち込まれている。観光客はほとんどいない。ここでも怪しげな黒人が寄ってくる。時計を見せてくれといったそぶりで話しかけてくるが、”Non,non!”といって、立ち去る。時計をのぞき込むふりをして近づき、スリをはたらいたりすることがあるらしい。


カイゼール凱旋門
 ピラミッドのある広場まで来ると、観光客も多い。あらためて周りを見てみると、実に大きな建物だ。カルゼール凱旋門も目の前に見える。さらに進むと、チュイリー公園。噴水の周りでは人々がのんびり過ごしている。コンコルド広場を通り、シャンゼリゼ大通りへ。舗道が広い。

 グランパレから左へ。プチパレは工事中。アレクサンドル三世橋まで来たとき、前を歩いていた東洋人女性(けっこう美人)が、”Are you a Japanese or Chinese?”と尋ねてくる。日本人だと答えると、自分は中国人だといい、写真を撮って欲しいという。快諾してカメラを受け取ると、私のディジタルカメラとおなじ機種。私も自分のカメラを女性に渡して撮ってもらう。

 反転して、再びシャンゼリゼ大通りへ。左に曲がり、エトワール凱旋門へと向かう。両替店を見付けたので、旅行小切手EUR50を現金化。凱旋門付近で、写真を撮ってくれそうな日本人を探していると、ちょうど女性2人組が写真を撮って欲しいと声をかけてきた。お互いに写真を撮ったあと、凱旋門の周りを一周。ここでもBuckingham宮殿と同様に怪しげなカメラマンが観光客に声をかけている。手当たり次第に観光客に向けてカメラを構えている。頼まれてもいないのに、頻繁にシャッター音が聞こえるところをみると、おそらくカメラにはフィルムは入っていないのだろう。

エトワール凱旋門


 地下道を通って、凱旋門へ。この地下道は、おそろしく暗い。地下道内でチケット(EUR4.5)を買って、凱旋門を螺旋階段で登る。この階段が意外と長い。疲れてきた頃、門内の展示室に着く。門の歴史が紹介されている。売店で絵はがきを、自販機でメダルを購入。さらに階段を登って門の上へ。放射状に延びた街並みが美しい。

 凱旋門を降り、クレベール大通りを歩く。Boissiere駅のあたりのカフェにはいる。Plat du Jour(EUR8.50;パンにチーズを乗せたものとサラダ)、コーヒー(EUR3.8)を注文。

 クレベール大通りをさらに進み、シャイヨー宮へ。宮の中央を通り抜けると、目の前にエッフェル塔がそびえ立つ。トロカデロ公園を通り、イエナ橋へ。ここで、向かい側から来た髪を金色に染めたヤンキー風の日本人に声をかけられる。シャイヨー宮についてとバスやタクシーの乗り方(オペラ座へ行きたいらしい)を尋ねられる。私は、パリに着いてから地下鉄しか乗っていないのでわからない、と答える。意外なほど、礼儀正しい。


エッフェル塔からの眺め
 いよいよ、エッフェル塔へ。かなりの数のみやげ物売りが、おもちゃの鳥を飛ばしたり、エッフェル塔の置物をガチャガチャいわせたりしながら塔の下を歩き回っている。券売所で、最上階まで登るチケット(EUR10.20)を買う。2階までのエレベータは斜めに上り下りする。2階で最上階に登るエレベータ(これは垂直に昇降)に乗り換える。エレベータの乗り口の検札場で、さっき買ったチケットを出そうとするが、見あたらない。他の客の邪魔にならないように横によって、鞄の中を5分ほどかき回して、やっと見付け出した。

 エレベータを降りたあと、階段で最上階へ。さすがに、景色がいい。パリ市内が一望できる。凱旋門もはるか下に見える。パリ市街の美しさに見とれる。一方、エッフェル塔の壁は落書きで埋め尽くされている。観光地の宿命だろうか。2階に降り、売店でエッフェル塔の置物を買う。


陸士方面から仰ぐエッフェル塔
 地上に降り、南西方向に歩く。突き当たりの陸軍士官学校で折り返して、再びエッフェル塔の下へ。左に曲がりセーヌ川に沿ってしばらく歩くと、日本語で「パリ日本文化会館」と書かれた建物が見える。興味を持って、会館内の売店に入ってみる。英語で書かれた日本の観光ブックを探すと、EUR18.50で手頃なものを見付けた。Lonely Planet社の東京観光案内だ。私は、今回の旅行では各都市のガイドブックを重宝しているが、逆に日本は外国にどのように紹介されているのか気になっていた。開いてみると、浮世絵や力士の写真がならび、いかにもと言った内容。さっそく購入。レジの白人の女性は、日本語が素晴らしく上手。日本人ではないかと疑うほどだ。


白鳥の小径
 ビル・アケム橋を渡り白鳥の小径へ。ゆったりとした空間だ。のんびりと散歩を楽しむ人ばかりだ。犬を連れた人も多い。小径を反対の端まで歩いていくと、自由の女神像がある。ふたたび、ビル・アケム橋へ戻り、Passy駅へ。

 時間が余ったので、予定では行くつもりでなかったオペラ座に行くことにする。Passy駅から地下鉄を乗り継いで、Opera駅へ。目の前にオペラ座がずっしりと構えている。ついでに近くの松坂屋を覗いてみる。オペラ座の周りを一通り見たあと、Opera駅の中のパン屋で、長いサンドイッチを夕食として買う。地下鉄でStrasbourg St. Denis駅へ。19:00ごろ、ホテル帰着。

 Opera駅で買ってきたパンを食べ、入浴。部屋で、いつの間にか居眠り。00:30ごろ目を覚まし、ベッドへ。

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